はじめまして!

はじめまして、千恵です。
自然と生き物が大好きな農家です。
28歳で、生まれも育ちも香川っこです。

農家と言っても正確には自営や家族経営の農家ではなく、日本農産(にっぽんのうさん)という農業法人で勤めています。
単に農家という響きが好きなので農家って名乗ってます(笑)
日本農産は、香川の真ん中・瀬戸大橋のまち、坂出市に本社と農場があります。

私事ではありますが、1年前の2023年1月末、坂出市内の王越町というまちに移住しました。
(それまでは生まれ育った多度津町の実家にいました)

王越町は北側が海に面していて、離島を除けば香川で一番岡山に近いところにあります。


↑対岸は岡山です

また、東西や南側は”五色台”という連峰に囲まれているので陸の孤島のような立地です。
海と山がとても近いので、島みたいな景色が色んな所で見られます。

正直日本農産に入社するまで王越という名前すら知らなかったのですが、初めてココに来た時に
「なんか、、好き……!!」って直感的に思いました。
非日常感というか、異世界に迷い込んだかのような感覚。

それでいて、初めて来たのにどこか懐かしい感じというか。

私の地元の多度津も海があって山があって似た景色だったからかな。
…何かわかんないけど、とにかく「ここええやん!」って。

そもそもなんで王越に来た?

私が勤める日本農産では、私が入社する前からこの王越町での”まちづくり”の構想がありました。
まちづくりと言っても都市開発や観光地化をしたい訳ではありません。

王越町はかつて塩業と農業で栄えたまちですが、今では少子高齢化の波が押し寄せ、高齢化率60%超えの限界集落になってしまっています。
高齢化に伴って農地の管理をできる人も年々減り、耕作放棄地がどんどん増えています。

日本農産の社長は、坂出市林田町出身です。
林田町と王越町は中学の校区が同じで、社長のお友達にも王越の方がいるそう。
子供の頃遊びに来てた王越町の美しい田園風景が、草ボーボーの荒れ地になってきているのが悲しい…
学校は廃校になり、メインロードにあった商店やガソリンスタンドも信号さえもなくなってしまって寂しい…

そんな想いから、王越の農業を中心とした人の営みを取り戻したいと考え、まちづくり構想が発足したそうです。

で、私は入社してこのお話を社長から聞いて共感して、ワクワクして王越に来たら気に入って、移住しちゃったという訳です。

 


↑交流の里おうごし(旧王越小学校)内に飾ってある昭和30年頃の王越の航空写真。
山の中腹まで農地になっててすごい

 

まちづくりへの想いとか、移住生活とか、活動報告とか、農業のこととか、
これから色々と発信していくので是非見てってほしいです!

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